ICTソリューション事業課は、佐藤さんが立ち上げた事業ですよね?
そうだね、ササキセルムの新事業としてお客様にハード/ソフトウェアをはじめ、ホームページ制作、セキュリティ対策、デジタルマーケティングなど多岐にわたって提案をしている。
僕はもともと生地の営業を担当。その頃から社内システムの改革・見直しにも携わっていたこともあり、社内の配置転換の際に社内システムチームを任せてもらい、ICT事業部のサポートもさせてもらっています。
配置転換の前から「センスあるな〜」って感じていたよ。
そうなんですね、それは嬉しい!
社内の在庫管理や業務改善のアプリ制作、デジタル化への移行を共に行う仲間として頼りにしてますよ。
それも嬉しいお言葉です(笑)。佐藤さんはもともとは取引先としてササキセルムと関係があったと思いますけど、その頃のウチはどんな風に見えていました?
「歴史のあるテキスタイルコンバーター」「地元で名のある企業」「安定した基盤」「無借金経営」…いいところが多いな、と感じていたかな。
確かに、入社前の印象は僕も同様かな。
ただ、若干属人化している部分もあるのかなと感じていたので、そのあたりはデジタルの力やシステムの導入で改善できると、より良くなっていくとも感じていた。
なるほど、良さは残しつつ、人に頼らないで済むところは効率化を図りましょう、ってことですね。
そうそう、奥が深い業界だから、どうしても経験や知識は必要になるけれども、だからと言ってこれまで通りのやり方を続ける必要もない。
それが新規事業部の立ち上げにつながった、と。
もともと前職でやっていた経験や知識を活かせるのもあったし、会社が新しいことに対して柔軟、というのもあってスムーズに立ち上げられたのは大きいかな。
正直、まだまだ業界は旧態依然としたところが残っている…その中で、ウチは新しいことや変革に目を向けていると思うかな。
そうですね、それは感じます。自分の配置転換に関しても柔軟だからこそ実現した。型にはめることなく、各々の特性や適正に応じた配置がありますよね。
だから、新事業部を立ち上げられた。顧客のデジタル化を推進するにあたり、自社でテストマーケティングならびにテストケースにできているのは、こちらとしてかなり助かっている。
顧客である同業他社にとってもイメージが湧きやすい利点もありますよね。
ウチもバックオフィス業務はデジタルに移行でき始めているので、インナーを改善して売上・利益向上に貢献していきたいね。
他に魅力はどうですか? 個人的にカジュアルな雰囲気は気に入っています。
そうだね、上下の隔たりを感じさせずに、それぞれがフランクに接しているのは私も良いところだと思う。
あとは、「これをやりたい」「こうしたい」という意見や要望を反映してくれる。「よし、やってみよう」という上層部の姿勢が好きですね。
仕組みを自分たちでつくれるのは、そうそうないと思うな。歴史や安定を盾にしていないのは、魅力だね。
大津くんの目標って何? 教えてよ。
目標、そうですね〜営業に取って代わるツールをつくって展開していきたいですね。そのためにも社内の体制を見直し、アナログ→デジタルに。業務の煩雑さや時間のコストを減らしていきたい。
社内システムもそうだし、ECサイトもこれから注力していくと、その目標は実現できるってことか。
そうですね! 佐藤さんの目標も聞かせてください。
ササキセルムは地元に根ざして企業活動を続けてきた会社だから、その社員としてもっと地元に貢献していきたいかな。
おぉ、大きいですね、目標が!
具体的にどうこうしたいというものは定まっていないけど、ITツールを駆使して、時代に合わせて会社も自分たちもアップデートしていかないと。事業拡大、会社の成長と共に地元や地域へ還元していく…そういう流れをもっとつくっていきたい。
そうですね、変わるところと、変えないところをしっかりと線引して、ササキセルムなりの成長の仕方をしていきたいですね。
そのときは、我々の事業部も会社の核として成長していたいね。